応援くださる皆様のおかげで、
杉田廣貴展 小倉城
が、10/20からスタートしました。
今回、一部と二部に分かれて、展示を行ないます。
一部のテーマは、「無」
無意識の領域の探究を、これまで書を通じて行ってきました。
書道パフォーマンスも、無心になることを心がけた作品の一つ。
今回、展示してる大作達は、そうした無意識の領域で生まれた作品たちです。
第一部は、10/20〜11/29まで。
レセプションパーティは11/22を予定しています。
メインの作品「存在」について
今回、3ヶ月通しで展示する作品「存在」は、
概念が作品です。
この表現を行なうため、
福岡県太宰府市の東洋ステンレス研磨工業株式会社様の技術をお借りして、当作品は生まれました。
作品となっている概念は、
私達が見えている世界は、ハッキリ見えているようで、実はボンヤリとしている。
という部分です。
しかし、そのボンヤリとした世界こそに美しさがあり、私達は魅了されている。
曖昧な中に、
人は美しさをとらえる、
そのことを、この一枚におさめています。
形が正円でないのは、
・欠けていても、それは個性の一つというメッセージ
・水溜りのような形で、見つめる事に安らぎを届けたかった
そうした想いがあります。
ボンヤリした世界は、
匿名で当たり前に誹謗中傷を行なったり、たくさん加工した写真をあげて、それをリアルと思わせるSNS社会への風刺も込めて作り始めましたが、
コロナ後の、未来の見えない中でも、自分を見出し生きる人々の大切さ、美しさを作品が捉えているように思いました。
この存在は、
祈りのような作品となりました。
皆様にも、見て、撮影して、そこに映る自分と見つめていただけたらと思います。
展示空間を彩る音楽やインスタレーション
展示空間では、音楽が流れています。
また、インスタレーションも美しく仕上げています。
今回、音楽やインスタレーションにおいて、プロの方々がご協力くださいました。
この事については、
近日中に記事で紹介します。
小倉城での杉田廣貴展、ぜひお越し下さい。
お待ち申し上げております。