自然の心地よさと、畏怖。

杉田廣貴

道を究めるために生きていて、

書を究めるために生きているわけではない。

ずっと書は、私の中で媒体でしかないと言っていました。

一本の線で感動してしまう、

そんな線を描きたい。

それが私が、表現を貫いている、もっとも大きな理由でした。

 
 

そんな思いと向き合える、よき表現者たちの展覧会や作品を、ここ数日、観ることができました。

杉田廣貴

杉田廣貴

杉田廣貴

杉田廣貴

杉田廣貴

偶然の中の出会いに、とてもすばらしいヒントが眠ってる。

それを必然だと言う人もいるが、

必然だと言って、そのヒントを掴めなければ、必然じゃない。

だから、私はその偶然を楽しんでいたいと思う。

掴んで、それを達成できれば、やっとあの時の出会いは必然だったんだと言える。

これから先の表現に影響し、それが杉田の代表作になったとき、

それは必然と呼べるんだと思う。

自然にある心地よさ、自然にある畏怖。

命の猛々しさや温かさ。

私が表現したい内容へのヒントとなる展覧会でした。

 
 

6年越しで、吉岡徳仁さんの作品も、生で観れたから、本当にありがたい。

さぁてと、表現に活かしていこうっと。