原点回帰

杉田廣貴

まだ福岡に来て間もない頃、イベントで書いた大作。

大きな筆を買うお金がなくて、

神社で頂いた麻の葉を、竹にまいて書いた。

主催の経営者の方が感動くださり、その場で作品を購入してくださった。

大作をはじめて買ってもらえた時だった。

額装された作品を観た時は、すごく嬉しかったな。

写真を整理してたら出てきて嬉しくなった。

これからも頑張ろう。

杉田廣貴公式Facebookページより

 
 

今思いかえせば、本当にこの時の作品は『思い』をしっかり持っている。

技術よりも、思いだけで走っていた時期。

それでも感動してくれる方は多かった。

見せ方や、見え方にこだわりすぎて、

本当に大事なことを忘れてはいけない。

いい自分への叱咤になった。

 
 

これからも最高の作品と向き合って行こう。

杉田廣貴として。

等身大の最高のものを作って行こう。

あらためて、そう思えた。