まだ福岡に来て間もない頃、イベントで書いた大作。
大きな筆を買うお金がなくて、
神社で頂いた麻の葉を、竹にまいて書いた。
主催の経営者の方が感動くださり、その場で作品を購入してくださった。
大作をはじめて買ってもらえた時だった。
額装された作品を観た時は、すごく嬉しかったな。
写真を整理してたら出てきて嬉しくなった。
これからも頑張ろう。
今思いかえせば、本当にこの時の作品は『思い』をしっかり持っている。
技術よりも、思いだけで走っていた時期。
それでも感動してくれる方は多かった。
見せ方や、見え方にこだわりすぎて、
本当に大事なことを忘れてはいけない。
いい自分への叱咤になった。
これからも最高の作品と向き合って行こう。
杉田廣貴として。
等身大の最高のものを作って行こう。
あらためて、そう思えた。