人間国宝 野村万作、野村萬斎さんの狂言へ。

大濠公園能楽堂 悪太郎 野村万作、萬斎

人間国宝 野村万作先生と、

野村萬斎先生の狂言へ。

下関の「梵天」を経営するノマ企画の竹内さんよりご招待いただきました。

九州での野村先生方の舞台を企画されています。

一昨年、アメリカの範子キューンさんのご紹介で、

梵天でお会いしました。

昨年末に竹内さんにご招待をいただきました。

本当にありがたいです。

日本文化のさまざまな体験をしてきましたが、

狂言は初めてでした。

こんなに笑っていいのかというほど、

大笑い。

狂言はコメディだと聞いてはいましたが、

セリフは、昔の言葉なので、

わからないかもなと思っていました。

しかし、宮崎で小学生時代、テレビで見るものがなく(苦笑)、

好きで、時代劇を見ていたのが功を奏しました!(笑)

今日ほど、宮崎で過ごした日々を感謝した日はありません。

狂言の中での言葉たちを、結構理解できました。

おかげさまで、

大笑い。

今まで奉納の場、神事、茶道、剣道、お能、神楽など、

神楽以外は、

ほとんどが真面目なものを学んでいたので、

こんなに笑っていいのか?

とちょっと自分を理性で疑ったほど、

日本文化の奥深さをまた勉強いたしました。

大濠公園能楽堂

福岡県、大濠公園能楽堂の一番いい席をとっていてもらえ、

人間国宝・野村万作先生をはじめとした

みなさまのエネルギーを思う存分味わうことができました。

杉田も国宝や超一流と呼ばれる方々のようなエネルギーで生きていきたいと感じた日でした。

30回分のポスターを展示

大濠公園能楽堂

 
 

印象に残ったコラムの言葉

人間国宝 野村万作先生の言葉

中に展示していた「野村万作、語る」のコラムの中で、

万作先生が、父親について語っている部分が、とても印象的でした。

まっすぐな目線の人だった

まっすぐな目線とは、

目上に媚びず、下に威張らず、誰とでもまっすぐに付き合うということ。

このような生き方をしたいと、

小さい時から思って居た自分がいまして、

野村万作先生の父が、まさしくそうであったと書いていました。

そのように生きた先人がいたと知るだけで、

パワーをもらう機会になれました。

これからの自分の指針にしていきたい。

人間国宝 野村万作、野村萬斎さんの狂言へ。

帰りに、

範子さんがご紹介くださった

20年、萬斎さん方を支援し続けている、デザイナーの曾我さんと、

30年、写真の看板を書き続けている、星野村の陶芸家、山本源太さんと出会えました(T~T)

ほんとうに素晴らしい機会でした。

すべてが勉強でした。

ご招待くださった「梵天」の竹内さんに感謝をこめて。