2/16に、都内で開催される「刑務所アート展 vol.2」の審査会が行われました。
杉田も書道部門の審査員として、審査に参加いたしました。
刑務所アート展とは、2023年から国内で展示会がスタートした取り組みで、海外では「プリズンアート」と呼ばれ、アウトサイダーアートに近い文脈で重要視されているアートの分野です。
全国の受刑者から絵画や俳句、書道などを募集し、
3/22〜30まで、都内の北千住駅の近くで展示が開催されます。
130点ほどの受刑者の作品たちを拝見し、とても考えさせられるものがありました。
作品たちとの対話を通じて、見る前と後では、少し考え方が変わっているような感覚になりました。
とても有意義な取り組みに関わらせていただいています。
3月の展示会にもぜひ、お越しください。
刑務所アート展 vol.2 開催概要
「刑務所アート展」は、全国各地の刑務所に服役する受刑者からアート作品を募集して展覧会をひらき、審査員および展示会場やWebギャラリーで作品を観た人のコメントを、応募した受刑者に返すことで、「壁」で隔てられた刑務所の内と外の交流をつくりだすプロジェクトです。
本展は、昨年に初の開催となった刑務所アート展の第2回目の開催となります。詩や短歌、俳句、川柳、絵画、マンガ、書、エッセイ、小説などの作品が集まっており、応募された作品のすべてを展示します。
壁の向こうの見えない場所から届くさまざまな表現を介して、そこにいる人々や刑務所という場所について想像を巡らし、この社会と刑務所の関わりや回復について向き合いたいと考えています。
主催:Prison Arts Connections
共催:NPO法人マザーハウス
助成:LUSH JAPANチャリティバンク
3月22日(木)ー30日(土)
11:00 – 19:00
入場無料
会場
BuOY
https://buoy.or.jp/program/prison-arts-connections/
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11
アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷/JR常磐線/東武スカイツリーライン「北千住」駅出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分
会期中イベント
3/23(土)17:00~19:00
オープニング・トーク
3/29(金)15:30~17:30と18:30~20:30の2回
哲学対話(UTCP*コラボ企画)
*UTCP:University of Tokyo Center for Philosophy 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター
ゲスト:ライラ・カセムさん(デザイナー・大学教員)
3/30(土)17:00~19:00
クロージング・トーク