2016年3月14日に、
江ノ島神社にて実演奉納しました「龍」5枚のうち1枚を、
実際に額装しました。
先週、
江ノ島神社へ納めることが出来ました。
奉納という感覚を通して、
感性を磨き、未来へ作品を紡ぐというのが、
自分がやりたい事なんだなとも感じられました。
先人の感性を「体感」する旅
十年、百年、千年と、続いていく歴史ある場に納められた事で、
現代の文化として「形」を残す行為も意義を感じますし。
お籠もりや、こうした奉納という事自体、
空海や良寛氏がお籠もりをして書き続けた時の感覚や、
その他の先人の書家が、
自分磨きの中で磨いてきた感覚を知るためにも重要な役割になってます。
教室で習うのとは一味違う。
彼らの生き方を観る時間。
神社・仏閣に奉納しているので「宗教性」を思う人が多いんですが、
私はそこを思って奉納しているわけではないです。
先人の生き方で味わった「体感」を味わう事で、
彼らの「生き方」と向き合えるんじゃないかと思ってます。
そして、その繰り返しが、
今後の「作品」にも出てくると思っています。
深み。
それはきっと、こうした繰り返しの中で築き上げていけるんじゃないかと仮定して、
これからも続けていきます。
今回の御縁を繋げて下さった皆様。
ご協賛、限定作品購入をくださった皆様のおかげで、
無事に納めることが出来ました。
心から感謝申しあげます