おかげさまで、
アーティストとしての活動を応援くださる方が増えています。
書家としてのイメージが強かったので、
5年ほど前から、アートに少しずつ皆様にも知ってもらうような活動をしていましたが、周りには伝わりづらく、書家がなぜアート?みたいな風に捉える方も多かったです。
しかし、海外ではすでにアートとして見ていただけていましたし、
3年ほど前からは、アートに詳しい方々から、杉田は書よりアートの方がいいと言っていただけるようになっていきました。
一歩一歩、成長しながら、最近ではアートの仕事が増えていっており、大変ありがたいです。
書家を目指したのではなく、アーティストを目指して、書を始めた
杉田は最初から「アート」で表現したいことがあって、「書」に取り組んだ背景があります。
幼い頃は書をやっておらず、22歳から書を始めました。
スタートラインが、他の書家の方のように恵まれた環境ではないです。
しかし、剣道を6歳からやっておりましたので、文化的な環境には恵まれていました。
日本伝統の思想や哲学、文化の流れを知ることが目的で、
そこに西洋美術と繋がる何かを感じ取ったから始めています。
私が、最も恵まれていたのは、
江戸時代から続く道場で、剣道をできた事。
親からハリウッド映画などを毎日見せてもらい、日本語を「映画の字幕」で覚えた程、本を読むよりも「映画」でした。
映画の中には、西洋美術の文脈が所々にありまして、杉田の根っこには西洋が根付いてます。
書を始める前に、実はアメリカに行こうとしてました。
ある方のアドバイスで、海外に行く前に「日本文化」をちゃんと知った方がいい。
と言われ、そこから「書」と出会い、杉田のアートが始まりました。
なんでも、とことん頑張る癖がありまして、
せっかく始めたからには、結果を出してから、次へ行こうと決めていたので、
皆様が杉田を、「書家」と思うくらいになりました。
それは結果として良かったとは思います。
しかし、最初から決めていたゴールは、アートの方でして、
15年経っても、目標として居座ってます。
これを実現しないことには、
心がモヤモヤします。
やるしかない。
その思いで、今はアートに取り組んでいます。
先述のように、
やるからには、とことんなので、
今、いくつかのアート方面での動きがあります。
まだ発表はできておりませんが、とても嬉しい話で、出会うみんながアーティストの杉田を応援くださいます。
おかげさまです。
最高の作品で、最高の未来を作る。
そんな思いで、今を楽しんでいきますので、
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
良い1日を。