今日は、
福岡の箱島神社にて、
ゴミ拾いをしていました。
ボランティアでもなんでもなく、
今後のアートワークのためです。
1人では大変な規模でしたので、小倉城の個展空間をディレクションくださっている美術家の大森和枝さんも、ご一緒くださいました。
今回は、
ユナイテッドピープル株式会社で勤務されている岩切さんの紹介で、
箱島神社近辺にはゴミが集まりやすいという情報を得て、
この場所を選びました。
箱島神社は、
本当に美しい景観の神社でした。
私は知りませんでしたが、ここは絶対インスタ映えするスポットになっていい場所。
そのくらい、景観が美しい場所でした。
しかし、その裏側には、
発泡スチロールやペットボトル、空き缶など、
至る所にゴミ、ゴミ、ゴミ。
私たちは、私たちが思っている以上に、地球を汚している事を、もう少し見つめていかなくてはなりません。
いつか、
人類が滅亡した後、
こうした景色が見れるのかな?とか、
色々と想像してしまいました。
無意識に、臭いものに蓋をしている
今回、拾っていて、気付けたことがありまして、
最初には見えてなかったゴミが、途中から沢山目につくようになりました。
つまり、私たちは、無意識のうちに、
「臭いものに蓋をしてる」
「見たくないものは見ていない」
そうしてる事に、改めて気付けました。
私たちは、美しさの裏側にあるものに、もっと目を向けて、変わっていく必要があるのだと思います。
大量生産から、時代は変わり、
今でこそSDGsと呼ばれるムーブメントがありますが、
16年前に、こうした活動を積極的にしていた頃からすると、まだ大きくは進んでいないように思います。
こうした観点を、どのようにアートするか?
そのために、私はこれまで書道や日本文化などに取り組んできました。
ずっと、こうした社会問題に取り組むために、
文化や視点の組み立て方を学んできました。
これから、ようやく、彼らとアートしていけると思うと、
私にとって、ゴミの山が、宝の山に見えてしまい、
童心にかえって、はしゃいでしまいました。
今後の制作が楽しみです^^
感謝
今回、ゴミ拾いをするために、駐車場を貸してくださった「ハナトライフ」さんに心から感謝申し上げます。
たまたま、駐車場がなくて、近くのお店に入ったら、なんと額縁屋さんでした。
これも運命。
ここの額縁で作品を作るようにしたいな。
感謝を込めて。