一昨日の話になりますが、
ソーシャルワーカー、障害者支援のお仕事をされている方と食事を。
大分にて医療系のソーシャルワーカーをされている方。
同い歳で、11年、勤務されているそうですが、
途中で仕事をしながら、大学院に通ったり、アメリカに行ったりと、
ソーシャルワーカーという職業への熱心な取り組みを学び、日本と世界との差を肌で感じ、
日本のソーシャルワーカーとして、
実務をこなすだけではないところ。
とても尊敬しました。
本来、ソーシャルワーカーとは、
「社会を変える」というこの職業の考えがあるそうです。
環境と人を繋ぎ、問題を解決する役割。
アメリカのソーシャルワーカーも、そうした使命感のもと、仕事をしており、
東日本大震災や、先日のネパールの地震の際も、
多くのソーシャルワーカーがアメリカから集い、職務をボランティアで行なったそうです。
彼も、本の出版や、講演、若者へこの仕事のことを伝えるボランティアまで、
使命感をもって活動されている方でした。
医療系ソーシャルワーカーのお仕事では、
亡くなった方のご家族への連絡、保険、葬儀の手配、火葬まで、
病院では行なえない部分に取り組む内容でした。
20年、連絡を取り合ってない家族もいたり、
家族がいない方もいて、
そうした方々の人との関係性を調べ、連絡し、対応していく業務。
それをただこなすのでなく、
亡くなった方を自分の家族のように大切に思い、身を粉にして、取り組んでいました。
私が感動したのは、
そうした長年会ってない家族から、
『あなたに会ってみたくなった』
と、そうした言葉をかけられるようになったこと。
話だけでも、グッとくる内容でした。
日本中にいるソーシャルワーカーという仕事に対して、尊敬の思いを抱きました。
ご縁をいただけて幸せです。
彼には、来年おこなう、言葉ギフト展のサポートに入っていただく予定でいます。
場所は違えど、同じような思いで頑張っている方と出会えることは、本当にありがたいです。