12/18、神社にて「お籠り行事」

書道家

こんな寒い時期に、

高千穂へお籠りするのは、初です。

ドキドキ。

12/18に高千穂の神社へ、

お籠りをしてきます。

御神体の前で、ただひたすら書くという、杉田にとっては重要な行事。

書の探究

書道家 お籠り 杉田廣貴

神社や仏閣へ籠もっているから、宗教的ととられる方もいるかも知れないですが、

杉田にとって、このお籠りは「書」の探究です。

私は気になる文字と出会ったとき、その文字を真似るのではなく、

その文字を書いた方々の歴史や生き方、死に様を調べることが多いです。

精神性や歴史をしり、向き合うことで「書」を高めてきました。

その中で、良寛さんが行なった無言の行や、空海さんが行なった洞窟の中での行に「何か」を感じました。

卓越した「書」には、精神的な「何か」が宿るのではないか?と思い、

今の時代に、自分の御縁の中で出来る精神的な「何か」を鍛える行ないとして、「お籠り」という方法を自分で見出して、続けています。

良寛さんの無言の行や、空海さんの行には到底及びませんが、

杉田なりの「道との向き合い」の旅で出会った「お籠り」という行事。

これから、自分を開放した作品を作っていったとしても、

この基礎は続けていくことで、

作品に「深み、重み、未来へ続く何か」が入るのではないかと感じています。

奉納と同じく、杉田にとって重要な行事。

これからより多文化的な表現を起こしていくので、私の原点として続けていこうと思っています。

 
 

この寒い中、

どんな思いに触れることが出来るのだろうと一人でワクワクもします。

前回は明け方からでしたが、

18日は夜通し、書くことにしています。

途中途中、寒さでやばいかもしれませんが(苦笑)

適度に暖を取りながら、書き進めたいと思います。

文字を書く

今回のお籠りでは、祝詞を書くことをメインにしてみます。

最初はただひたすら祝詞を書き続けて、

自分が何を感じ、何を味わい、何を思うのかと向き合ってみたいと思ってます。

祝詞の作品については、販売物ではなく、いずれ「お籠り・奉納」というコンセプトで展示会を開く時に美術館等で展示しようと思っています。

だんだん、身体が上がってきたら、

お籠りへのサポートくださった方々への「2018年の文字」を書きます。

先日の展示会ご支援において、お申込くださった方々へ。

またこれからご支援くださる方々へ文字を書きます。

文字については、

杉田がイメージして感じた「あなたへの文字」を書き上げてお送りします。

もし、自分が書いて欲しい文字があるのでしたら、事前におっしゃってください(^^)

1文字が基本です。

サイズは半紙サイズのみ。

どうしても大きいサイズ、文字数も多めにという方がいましたら、事前に交渉ください。

書道

お籠りでは当たり前ですが、

御神水で墨をすり、お書きします。

墨は70年前の墨です。

時代を旅しながら、書き上げて参ります。

お籠りへのご支援について

お籠りについて、

これまでは、非公開で、お籠りして制作を続けてきましたが、

そこで書いた文字を飾られた方が、ものすごく良かったと口コミで伝わり、

たくさんの希望・要望がありまして、公開にて作品申込をいただく運びとなりました。

こちらでお申込いただいた作品代金は、御神事や移動費、額装費、活動費に扱います。

普通に書作品を頼むのとは、少し違いますので、数に限りはあります。

〆切は、12月17日までとさせていただきます。

お籠り作品「2018年の文字」

紙のみ:2万円〜

額装込み:5万円〜

代金は、お気持ちで金額設定をお願いしております。

(上は制作・お届けに必要最低限の金額を提示しております)

希望サイズや文字数によっては、代金を変動させていただく場合があります。

紙のみの申込の方へは、発送の際は箱に入れてお届けいたします。

メールで直接やりとりしたい方は

下記のお問合せフォームが面倒だという方は、メールにてお願い致します。

ボタンをクリックしたら、メールアプリが起動します。

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