道を究めるために生きていて、
書を究めるために生きているわけではない。
ずっと書は、私の中で媒体でしかないと言っていました。
一本の線で感動してしまう、
そんな線を描きたい。
それが私が、表現を貫いている、もっとも大きな理由でした。
そんな思いと向き合える、よき表現者たちの展覧会や作品を、ここ数日、観ることができました。
偶然の中の出会いに、とてもすばらしいヒントが眠ってる。
それを必然だと言う人もいるが、
必然だと言って、そのヒントを掴めなければ、必然じゃない。
だから、私はその偶然を楽しんでいたいと思う。
掴んで、それを達成できれば、やっとあの時の出会いは必然だったんだと言える。
これから先の表現に影響し、それが杉田の代表作になったとき、
それは必然と呼べるんだと思う。
自然にある心地よさ、自然にある畏怖。
命の猛々しさや温かさ。
私が表現したい内容へのヒントとなる展覧会でした。
6年越しで、吉岡徳仁さんの作品も、生で観れたから、本当にありがたい。
さぁてと、表現に活かしていこうっと。