映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に、自分の人生を重ねてしまった。

福岡縣護国神社

まったく映画を観ようなんて思ってなかったんですが、

ふと先週、もうすぐ1日だし「君の膵臓を食べたい」かアクション系でも観ようかな?

って思いつつ、映画検索してたら、

この動画の「REBORN」の音楽と歌詞にハマっちゃいました。

歌詞が好き。

なんか、聞いているだけで、色んな想いが溢れてくる。

//(歌詞を書き出してみた)

生きることを教えてくれた
あなたを忘れないよ
かけがえのない愛の形見に
寂しさは似合わない
そっと微笑む
にじむ夜を抱きしめ

あなたはいつだって
わたしのそばにいる
目に見えぬ力で
心をふるわせる
いつかまた、きっとまた
巡りあう時まで
少しだけのさよなら

触れることはもう叶わない
でも いつも感じてる
わたしたちが生きた証しを
くちびるに言葉を乗せ
あなたの代わりに
歌おう、声の限りに

わたしたちはみんな
どこから来たのだろう
命の船に乗り
どこへと行くのだろう

あなたからわたしへと
わたしは誰かへと
想いを繋ぐために

悲しまないで
うなだれないで
振り向かないで
怖がらないで
とどまらないで
あきらめないで
生きていきたい
あなたのように。

あなたはいつの日か
再び、よみがえり
永遠のどこかで
わたしを待っている

たましいは決して
滅びることはない

いつかまた、きっとまた
めぐり会う時まで
少しだけのさよなら

たくさんのありがとう

少しだけのさよなら

//(作詞作曲・山下達郎さん)

この歌詞がどんな意味をもつ映画なんだろう?

最初の興味はそこでした。

門脇麦さんが歌う「REBORN」を聴いてて、

山下達郎さんが、この曲を創るのに1ヶ月悩んだと書いてた。

死生観を書いたといっても、映画を通して書き下ろした音楽。

こんな音楽が流れる映画って、

どんな映画?

と思って調べたら

ナミヤ雑貨店の奇蹟
(参照:http://namiya-movie.jp/

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の画像が出てきまして、

最初は、あぁ、アイドルが出てる映画なのか。

と、ちょっと引いたんですが、

キャッチコピーの「手紙が届いた」に反応。

十数年、言葉ギフトの仕事をしてきたから、「手紙」ものの映画に弱いのです。

うぉ、これはちょっと観てみたい!となったので、

どうしても観たいなと昨日見に行ってきたわけです。

大分県豊後高田市がロケ地

これも決め手でした。

九州がロケ地なんだから、これは見に行かないと!

で、見に行ってみて感じたのは、

この映画と出会えてよかったということ。

映画の役者さんの人生と、自分の人生が重なる。

ナミヤ雑貨店の奇蹟を観ていて、

20分くらいから涙が込み上げてきました。

セリフひとつひとつに。

この映画って、どこかファンタジー性があるんで、

きっと観た人によっては、この映画の真意が分からないだろうと思います。

映画の物語として客観的に味わうより、自分の人生と共感する人にあてて観たほうが面白い感じです。

自分にとっては人生と重なるところが多くて、20分くらいからずっと涙が、、、(T~T)

映画「クラウドアトラス」のような人生の旅をしてる感じもありました。

ひとつの音楽を通して、人と人がつながっていくのもあり、

最終的には、それぞれが結ばれていく。

 
 

隣に人がいたから、とりあえず、涙をこらえながら観てました(笑)

あんまし書くとネタバレになるから、書けない。

ナミヤ雑貨店の店主(西田敏行さん)のセリフや感情にも共鳴するとこが多くありました。

言葉ギフトを書いてきて、味わった感情にすごく似てた。

また他の出演者のセリフや人生体験もまた、

自分が味わってきた人生の一つ一つに似ているところがあって、

「あぁ、この言葉を言ったことある」とか。

こんな体験、あるある(T~T)

とすごく心が痛かった。

また、主題歌「REBORN」の歌詞をちゃんと読んでたから、映画のメッセージが深く入ってきました。

自分の人生を振り返るように、映画を楽しめました。

きっと、人それぞれに感じることは違うけれど、

自分は、この映画を観れて、本当に良かった。

そう感じました。

大好きな映画の一つになりました(^^)

ナミヤ雑貨店の奇蹟 公式サイトはこちら

http://namiya-movie.jp/