松田朴伝先生との再会。

松田朴伝

19日、福岡縣護国神社へのご挨拶後、

佐々木蒼穹先生が、尊敬する松田朴伝先生の弟子であることから、

朴伝先生が主催している「錬成会」の会場へお邪魔しました。

現美書芸院 錬成会場

久しぶりの再会。

昨年、福岡でアートギャラリーを運営する田畑豊さんのご紹介で御縁ができ、2度めでした。

和TAISHIプロジェクト

和プロジェクトTAISHIの宮本さんと、松田朴伝先生。

松田朴伝先生 杉田廣貴

朴伝先生、1年ぶりの再会でしたが、しっかりと覚えていてくださいました。

なんと、Facebookにて4/1のエイプリルフールで「書道やめます!」という嘘を書いてたんですが、

それを読んで、信じてしまってたとのこと(T~T)

いやぁ、変な嘘つくもんじゃないっすね(苦笑)

もちろん、生涯かけてこの「道」を生き抜くと決めているので、やめるわけがありません。

いや、もう就職もせずに、この仕事で食ってきた手前、もう逃げ道なんてない。

色々と話しました。

今、自分にアドバイスを届けてくれているかのように、多くを語ってくださいました。

あと50年、松田朴伝先生が活動するためにも、自分が刺激になりたいと思いました。

77歳、書道歴56年の大先輩から吸収できることをとことんしていきたいと、9月以降にまたお会いしにいきます。

会場の見学中、

松田朴伝先生が、後藤禎哉先生をご紹介くださいました。

後藤禎哉 松田朴伝 杉田廣貴

なんと、上田桑鳩先生の最後の弟子(!)

書道界の歴史の中でも、大好きな作品を書かれる先生の一人。

実は、この錬成会自体、上田桑鳩先生の代から続いているというじゃないですか。

朴伝先生の師匠が、上田桑鳩先生の一番弟子。孫弟子にあたる朴伝先生が今も錬成会を続けている。

いや、太宰府からめっちゃ近くに、すごい繋がり有るじゃないか!と感動してしまいました。

早速、来年の錬成会に参加することを決めました。

今の自分に足りないものを、錬成会にいた先輩方が知っていると感じたからでもあります。

来年にむけて、何を準備するか?も、一つの指針になるので、めっちゃ楽しみです。

基山町民会館へ

今回の全国護国神社の奉納イベントを主催されている宮本さんは、

この基山町民会館で観た松田朴伝先生の作品に感銘をうけ、現在の活動に至ったとのことで、

その作品を見にいってきました。

参照:4年前に作品を見られた宮本さんのFacebookの記事

松田朴伝

書道家 杉田廣貴

タイトル「和」

「叶う」という字を、可能の「可」に見立てて書いた一枚とのこと。

迫力満点。

松田朴伝先生の言葉

最後に、先生が伝えてくれた言葉を書き残しておきます。

・今の年齢の「気迫」を書くこと
・常に、脱皮と創造
・個展では、常に新作を出す
・古典をすることは、自分の作品に深みを与えることになる
・尖った格好をして目をつけられることも大事