これまでは、
作品だけを見てもらいたいと、
普段の杉田自身は「普通」でいる意識をしていた。
見た目をフィルターに、作品を見て欲しくなかったから。
普通である事で先入観を外したかった。今まではそれで良かった。
もっと高みでも、そう在るつもりだった。
でも、それが違った。
私も作品だった。
すべてが逆だった。
杉田の作品が海外や日本で評価された時、
私がどんな状態だったか振り返ると、
そこには必ず、ある状態の私がいた。
それが杉田廣貴。
ある出会いから、
昨年末に模索を始め、
自分探究し、向き合った。
普通だった自分を壊していった。
今回はいくつもの出会いから、
一つのメッセージを何度も受け取った。
自分らしさ。
それは壊した先じゃなく、
すでに持ってるものだった。
ただ、壊した事で見えた自分らしさもあったから、それも必要だった。
巡りに巡った、この半年間。
これは自分にとって重要な期間だった。
ここで、
改めて、
スイッチを切り替える。
今回の東京での学びは、これからの自分の在り方に大きく影響する。
普段の在り方さえも変える。
そんな学びの毎日だった。
自分らしく生く。