先日、佐世保に行った時、
友人が出してきた。
昔書いた詩で創った曲を聴いた。
12年くらい前。
難民や原発や戦争や憲法9条、
宝石・ファッションの背景にある死・問題、
コンビニ弁当の廃棄問題や、電磁波問題、添加物、農薬の問題、
私たちの贅沢や安い物価の背景にある「戦争や紛争」
環境問題、砂漠への旅、少年少女兵の話などなど。
当時、日本でほとんどの人が見向きもしなかった話題を一生懸命勉強してた。
あのとき、誰もが「何言ってんの?こいつ」という視点だった。
でもたった10年で人の視点は、そこへ向かっていった。
「災い」が人へ気付かせたのは残念だったけど。
あらためて読むと、
21歳の時、お前、何を考えていたんだ?と笑えてくる。
「約束の地へ / Butterfly Effect」
多くの悲しみが生まれた。
もう二度と、過去は消せやしない。
だからこそ、知り、向き合っていく。
約束の地へ向かうために。
今、この大地に生きる命よ。
何を感じるんだ?
矛盾と理屈の中でさまよい
どこへ向かうんだ?
殺し合い 苦しみ合い
歓びあい 愛しあい
悲惨な争いで生まれた溝を
どう埋めるんだ?
時代は武器と暴力をつくり
緊張の中にうまれた平和
傷跡は消えることはない
今自分に何ができる?
1人1人と
心の中で 出会いの中で
認め合っていく 今を生きる
愛を感じ 仲間とともに ここに立つ 出会えたものと起こす革命
多くの涙と血がながれた
争いは繰り返されていく
時代は流れ 人は変わりゆく
優しさに包まれた世界へ
愛する家族のために 戦う者 守る者
利害や理想のために 失われた命
痛みつけられ壊れてゆく地球
何を感じるんだ?
どこへ向かうんだ?
愛を感じ 仲間とともに ここに立つ 出会えたものと興す革命
すべてを抱きしめるように
笑顔増やしてゆくために
約束の地で
今 めぐり合う
争いのない世界へ
憎しみのない世界へ
互いに愛し合う世界へ
平和な世界へ
詩:すぎたこうき
©Koki Sugita
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志し、行動した人は、これまでも居た。
たとえ志を成しても、
その子孫が欲まみれになる場合だってある。
歴史がそれを教えてくれた。
大きくみると世界は変わらないのかもしれない。
でも、
たった1人の今にキッカケを分けられれば、
バタフライエフェクトのように
未来により良い変化をもたらすかもしれない。
もちろん誰かの悪い変化にもなる可能性もある。
たった1人の行動が。たった1度の出会いが。たった1つのことが。
その両方があっても、その両方を見渡して、
行動を続けていく。
目の前の世界から。
この気持ちは忘れないでいたい。
それが文化にできることだと思いたい。
友人が今でも、この詩を持っていてくれた事に感謝だ。